良き国鉄時代No.51~懐かしの風景たち~

1974年に京都駅で撮影した103系電車。

今回の「良き国鉄時代」は、1974年から1976年に撮影した写真になります。自分は中学2年生、高校1年生だった頃の鉄道写真でどれもつたないものばかりではありますが、良き国鉄時代を振り返って頂けたなら幸いです。そして電車の形式等についての記述に誤りがあるかもしれません。このブログでは懐かしい写真を楽しんで頂くことが主なので、どうぞご容赦頂きたいと勝手ながら思います。今回の写真はいろいろな駅や沿線で撮影した鉄道写真になります。

上の画像は、1974年に大阪駅で撮影した東海道本線緩行線の103系電車になります。当時は関西圏でも103系は大活躍していた時代でした。路線カラーはスカイブルーでした。

上の画像は、1974年に京都駅で撮影した1枚になります。手前の左側には103系電車、奥には153系電車の「新快速」が写っています。そした手前の右には茶色の旧型国電の姿が見えています。73系電車のクモハ73だと思われます。当時はまだ旧型国電の姿も見られていたようです。103系の時代の前に京都~西明石の緩行線で活躍していたようです。

上の画像は、1974年に大阪駅で撮影した大阪環状線の103系になります。大阪環状線の路線カラーはオレンジ色でした。

上の画像は、1975年におそらく上野駅で撮影した常磐線の103系になります。行先が「取手」となっています。路線カラーはエメラルドグリーンでした。当時は103系がカラフルな路線カラーを纏って大活躍していた良き時代でした。

上の画像は、1975年に東北旅行の際に、おそらく石巻駅で撮影した仙石線のモハ72系電車になります。東京の山の手線カラーであるウグイス色の旧型国電が走っていたのが印象的でした。

上の画像は、1975年に東北旅行に出掛けた際に乗車した列車の車窓から撮影した客車列車の編成になります。乗車していたのは、おそらく急行「十和田」上野発常磐線経由の青森行きではなかったかと思います。列車の後方に淡緑色の帯を巻いたグリーン客車が繋がれているのが解ります。形式はスロ62でしょうか。

上の画像は、1975年に東北旅行に出掛けた際に、東北本線のどこかの駅で撮影した583系特急形寝台電車になります。愛称表示が色飛びしていて列車名は解りませんが、「はつかり」ではないかと思われます。

上の画像は、1975年に東北旅行に出掛けた際に、自分たちの乗っているED75牽引の客車列車(おそらく急行「十和田」)から撮った583系の特急「はつかり」上野行きになります。運転席から手を出しておられる乗務員さんのアクションが印象に残っています。普通列車の機関士さんにでも挨拶していたのでしょうか?

上の画像は、1975年に東北本線の何処かの駅で撮影した583系の特急電車の上野行きになります。先頭車から2両目にグリーン車のサロ581が繋がれています。当時の編成表から、東北本線を走る583系交直両用特急形寝台電車使用の特急電車では、上野寄り先頭車から2両目にグリーン車が繋がれていました。「はつかり」、「はくつる」、「ゆうづる」、「みちのく」になります。

上の画像は、1975年に青森駅で撮影した青函連絡船になります。ここから函館までは連絡船に乗らなければならない時代でした。自分も修学旅行で初めて乗船し、20代後半に職場の友人と行った北海道旅行でも乗船したと思います。片道約4時間の船旅でした。

上の画像は、1975年に青森駅で撮影した同じく青函連絡船になります。煙突に描かれた「JNR」のマークが懐かしいです。手前には連絡船に貨車を積む込む際に必要になる「控車」や空の無蓋車が停まっていました。控車は、「ヒ」という形式になります。船に貨車を積み込んでいく際に使われた車両でした。ヒ600形でしょうか。

上の画像は、1975年に新潟駅で撮影した急行「きたぐに」大阪行きになります。これは父親との東北旅行の際に青森から長浜まで乗車しました。夏の多客期だったので、寝台車は無くてすべてが12系客車で運転されていました。増結車両も12系でした。12系のボックス席に座って一晩を過ごしました。

上の画像は、自分たちが乗車した急行「きたぐに」が、翌日の朝6時に長浜に到着して発車していく様子を撮影したものです。当時の長浜駅には上り線と下り線の間に、貨物列車等が停車していた中線がありました。

上の画像は、1975年に自宅近くの踏切で撮影した通常の急行「きたぐに」大阪行きになります。先頭には郵便車が繋がれ、2両目はグリーン車でした。そして12系が6両繫がれて、後よりは10系寝台車が5両繫がれていて13両で運転されていた頃の写真です。

上の画像は、1976年に米原駅で撮影したDD50形電気式ディーゼル機関車になります。この頃になると米原~田村の運用から離脱しており、駅構内に留置されていた姿を撮影したものになります。1次型の重連のようです。左手には転車台が写っています。

上の画像は、1976年に東海道本線の山崎付近で撮影したEF81牽引の下り臨時急行「加賀」、大阪発金沢行きになります。「サントリーカーブ」に撮影に行った時に撮った1枚です。以前に紹介していますが、1枚出てきたので紹介しました。

上の画像は、1974年に自宅近くの北陸本線で撮影した特急「白鳥」になります。上りの大阪行きを撮ったものです。今回は以上になりますが、国鉄時代を楽しんでいただけたでしょうか。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。